☞ A年-2014
 ☞ 年間第20主日

年間第20主日

婦人よ、あなたの信仰は立派だ。

2014年8月17日、日曜日


第一朗読

イザヤ56・1、6-7

わたしは異邦人の子らを聖なるわたしの山に導こう。

イザヤの預言

56・1 主はこう言われる。
正義を守り、恵みの業を行え。
わたしの救いが実現し、
わたしの恵みの業が現れるのは間近い。
6 主のもとに集って来た異邦人が主に仕え、
主の名を愛し、その僕となり安息日を守り、
それを汚すことなくわたしの契約を固く守るなら、
7 わたしは彼らを聖なるわたしの山に導き
わたしの祈りの家の喜びの祝いに連なることを許す。
彼らが焼き尽くす献げ物といけにえをささげるなら
わたしの祭壇で、わたしはそれを受け入れる。
わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる。
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答唱詩編

詩編67・2+3、4+5、7+8

神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。

詩編67

67・2神よ、あわれみと祝福をわたしたちに。
あなたの顔の光をわたしたちの上に照らしてください。
3 あなたのわざが世界に知られ、救いがすべての国に知られるように。

4諸国の民はあなたをたたえ、すべての民はあなたを賛美せよ。
5 すべての国は喜び歌え。
あなたは民を正しくさばき、諸国の民を導かれる。

7 地は豊かに実り、神はわたしたちを祝福された。
8 地の果てに至るまで神をおそれ敬え。
神はわたしたちを祝福された。

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第二朗読

ローマ11・13-15、29-32

イスラエルに対する神の賜物と招きは取り消されない。

使徒パウロのローマの教会への手紙

皆さん、11・13 あなたがた異邦人に言います。わたしは異邦人のための使徒であるので、自分の務めを光栄に思います。14 何とかして自分の同胞にねたみを起こさせ、その幾人かでも救いたいのです。15 もし彼らの捨てられることが、世界の和解となるならば、彼らが受け入れられることは、死者の中からの命でなくて何でしょう。

29 神の賜物と招きとは取り消されないものなのです。30 あなたがたは、かつては神に不従順でしたが、今は彼らの不従順によって憐れみを受けています。31 それと同じように、彼らも、今はあなたがたが受けた憐れみによって不従順になっていますが、それは、彼ら自身も今憐れみを受けるためなのです。32 神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです。

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福音朗読

マタイ15・21-28

婦人よ、あなたの信仰は立派だ。

マタイによる福音

そのとき、15・21 イエスは、ティルスとシドンの地方に行かれた。22 すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。23 しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」24 イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。25 しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。26 イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、27 女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」28 そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。

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