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 ☞ 年間第30主日

年間第30主日

心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。

2014年10月26日、日曜日


第一朗読

出エジプト記22・20-26

あなたが寡婦や孤児を苦しめる場合は、わたしの怒りは燃え上がる。

出エジプト記

主は言われる。22・20 寄留者を虐待したり、圧迫したりしてはならない。あなたたちはエジプトの国で寄留者であったからである。

21 寡婦や孤児はすべて苦しめてはならない。22 もし、あなたが彼を苦しめ、彼がわたしに向かって叫ぶ場合は、わたしは必ずその叫びを聞く。23 そして、わたしの怒りは燃え上がり、あなたたちを剣で殺す。あなたたちの妻は寡婦となり、子供らは、孤児となる。24 もし、あなたがわたしの民、あなたと共にいる貧しい者に金を貸す場合は、彼に対して高利貸しのようになってはならない。彼から利子を取ってはならない。25 もし、隣人の上着を質にとる場合には、日没までに返さねばならない。26 なぜなら、それは彼の唯一の衣服、肌を覆う着物だからである。彼は何にくるまって寝ることができるだろうか。もし、彼がわたしに向かって叫ぶならば、わたしは聞く。わたしは憐れみ深いからである。

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答唱詩編

詩編18・3、23+25、47+50

神はわたしを救われる。そのいつくしみをたたえよう。

詩編18

18・3神はわたしのとりで、わたしの岩、わたしの救い、
身を避ける岩、わたしの神、わたしのたて、わたしのやぐら、救いの力。

23 神のさばきはわたしの前に、そのおきては身近にある。
25 神はわたしの正しさに従って報い、きよく生きるわたしに目を留め、こたえてくださる。

47 わたしを支える岩、わたしを救われる神に栄光と賛美。
50 神よ、諸国の民の中であなたをたたえ、わたしはあなたの名を喜び歌う。

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第二朗読

①テサロニケ1・5c-10

あなたがたは偶像から離れて神に立ち帰り、御子が来られるのを待ち望むようになった。

使徒パウロのテサロニケの教会への手紙

皆さん、1・5c わたしたちがあなたがたのところで、どのようにあなたがたのために働いたかは、御承知のとおりです。6 そして、あなたがたはひどい苦しみの中で、聖霊による喜びをもって御言葉を受け入れ、わたしたちに倣う者、そして主に倣う者となり、7 マケドニア州とアカイア州にいるすべての信者の模範となるに至ったのです。8 主の言葉があなたがたのところから出て、マケドニア州やアカイァ州に響き渡ったばかりでなく、神に対するあなたがたの信仰が至るところで伝えられているので、何も付け加えて言う必要はないほどです。9 彼ら自身がわたしたちについて言い広めているからです。すなわち、わたしたちがあなたがたのところでどのように迎えられたか、また、あなたがたがどのように偶像から離れて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになったか、10 更にまた、どのように御子が天から来られるのを待ち望むようになったかを。この御子こそ、神が死者の中から復活させた方で、来るべき怒りからわたしたちを救ってくださるイエスです。

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福音朗読

マタイ22・34-40

あなたの神である主を愛しなさい。隣人を自分のように愛しなさい。

マタイによる福音

そのとき、22・34 ファリサイ派の人々は、イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、一緒に集まった。35 そのうちの一人、律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。36 「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」37 イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』38 これが最も重要な第一の掟である。39 第二も、これと同じように重要である。40 『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」

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